日本サッカー協会(JFA)が行っている仕事
公益財団法人日本サッカー協会(JFA)は、1921年に大日本蹴球協会として設立されました。
その年から今でも続く天皇杯というカップ戦を主催し始めました。その8年後には、国際大会出場のために国際サッカー連盟(FIFA)に加盟し、日本サッカー協会という団体名になったのは1974年の事です。
当初は男子サッカー分野に関する業務だけを行っていたものの、現在では女子サッカーやフットサル・ビーチサッカー分野も管轄しています。
そして、代表チームの強化に関する仕事では、常に日本サッカーにマッチする国内外の優秀な指導者の情報収集に余念がありません。
W杯終了後や不振が続く監督の更迭を決めたタイミングで、リストアップしている人物の中から最も適任と判断した指導者に対して代表監督就任のオファーをかけます。また、世界共通の国際Aマッチデーの相手として最善な国の選考作業を行い、マッチメイクに動きます。
サッカー界は分析作業が大事になってきた中、スカウティング専門スタッフを雇ってW杯予選における対戦国の徹底的な分析作業を日々行っています。
育成という意味では、ナショナルトレーニングセンター制度を設け、協会側が強化資金を提供した上で将来有望な若手選手の能力開花に努めてきました。
ちなみに、選手としての能力だけでなく才能ある若い選手の生活習慣・態度の指導も行っています。
その他、試合に必要不可欠な審判員の育成業務、チーム・指導者の登録業務、知的所有権管理、社会貢献事業など、その業務内容は多岐に渡ります。